2005-08-08

7/2 高峰高原バックヤード&富士山アストロクラブ&北八ヶ岳★くらぶ&双眼望遠教合同オフ会の報告

梅雨真っ最中でしたが、長野県の高峰高原に、眼視派を中心にNinjaのメーカーであるバックヤードプロダクツ主催で、Ninjaユーザーはもとより、地元の北八ヶ岳スタークラブ、富士山アストロクラブや、急速にファンを延ばしている双眼望遠鏡のユーザーが40名も集まり、無事晴れ間から惑星や星雲・星団の観望を楽しみました。

バックヤードプロダクツのオフ会としては今回で13回目となりますが、今回はちょっとセレブな雰囲気ということで、標高2,000mでの高峰高原ホテルで希望者はディナーと宿泊、温泉を楽しみながらでの観望となりました。どうせ梅雨中なので曇るハズとディナーというか曇天を期待してしまう人も出現しましたが、実際には望外の晴天となりました。

Ninjaなどのドブソニアン軍団、双眼派のフラッグシップである服部さんの25cm屈折双眼BigBino、双眼闘病中の小田さんのTeleVueNP101双眼など、自作の機材も種々集まり、口径では50cmクラスが2台、40cmクラスが7台、30cmクラスが10台、双眼望遠鏡が7台と強烈なラインナップとなりました。さながら東のサミットですね。観望場所も標高2,000mを越えているためか、透明度も高く北アメリカ星雲が肉眼で確認できるほどでした。ただ雲というかガスがときおり出て、ちょっと落ち着かない観望会でしたが、梅雨期だと思えば文句も言えません。

機材で一番人気はBigBinoで黄色い声が始終上がっていました。どちらかというとNinjaなどのドブソニアンは普通の観望会では列が自然と出来たり、観望会の華なのですが、さすがに20台近くもあると列は出来ませんね。

明け方となるとさっそく機材を撤収して、ホテルの温泉につかり明けゆく薄明と夜景を見ながら極楽観望の締めくくりとなりました。温泉効果で帰路に着いて途中のSAやPAで爆睡してしまった人が続出。温泉付も良し悪しかも。

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最後に高峰高原へのアプローチは都心からでも関越道、上信越道を使えば練馬から2時間程度で行ける便利な場所にあります。下界の佐久平や関東方面が雲海になると黄道光はもとより対日照まで見れる素晴らしい夜空です。本当は秘密にしておきたい程の場所ですね。