2005-08-08

05年原村星まつりに行ってきました

DSC_0166s  05年原村星まつりに初日から参加してきました。

今年は丹沢星の会から都合6名の参加でした。

F-AstroからはY田さん、O鹿さんのお二方しかお会い出来ませんでしたが、他にもどなたか来られていたのでしょうか。

ブースの方はあまり見る時間がありませんでしたが、タカハシのブースでは予想通りTOA150とEM400が鎮座していました。それにしてもこれを移動用で使いこなすにはまず筋トレから始めないと、と言う重量。赤道儀の方は20kg以内にパーツが分解できるようですが、鏡筒約15kgを大人の胸の高さまで持ち上げるのはかなりキツそうです。

他のブースはほとんど覗く事もなく、TVJのA津さんと軽く会話をした程度なので、出物があったかどうかはよう判りませんの。

観望エリアですが、今年は常連さんの顔が少なく、O鹿ちゃんの話では飯天さんも駐車場の最上段でドブ無しでこじんまりと店開きされていたようです。

他では、今回初めてお会いした方でしたが、双眼鏡観望用に自作されたユニークな架台がひときわ目を引きました。美しい外観やスムーズな動きなど、秀逸な逸品と言ったところでしょうか。

今回の持参品は10cm屈折2本でこじんまりとまとめ、DeepSkyモノは仲間のドブやご近所さんのninja400で幾つか見せてもらいました。肝心の空ですが、初日は夜半前に雲の広がった時間が多く、26時ごろからはまずまずの空が拝めました。早い時間にしか見られないテンペルとM51の超新星が見られなかったのは残念。

今回初めてFS102を持ち込んだのですが、今年は最初から重星オンリーで行くつもりでした。一般の方が集まる時間帯にはメジャーな対象を中心に幾つか導入、アルビレオ、αHer、95Herなど、色の対比が楽しめる対象が好評でしたが、一番喜ばれたのがγAndアルマクだったのはちょっと意外。シンチレーションもそこそこ良かったおかげで、100倍程度でもジフリングが明瞭に見えていたし、角距離10″程度の対象には最も見映えのする倍率なのでしょうか。

初日は薄明開始まで頑張りました。

2日目は朝から快晴。

太陽観望用にBORG100EDに金属フィルターを装填し、隣にPSTを並べて同架し、黒点とプロミネンスを楽しめました。今から思うと、3日間を通してこの時がギャラリーが一番多かったような気がします。

午後、お昼を食べながらタープの下で一服していると、風雲俄かに急を告げ原村星まつり名物のスコールが到来。夕方までの間に二回もやって来て、二回目は雷付きの大迫力だったそうな。実はこの時タープの下で爆睡中で雷すらまったく気付かず、後で仲間から思いっきり引かれました。

夕方になってもほとんど晴れることなく待機モード。途中アルクトゥールスが雲間から見えたので、300倍でキレイなジブリングを確認した時には結構期待したんですが、結局夜半を過ぎても一向に晴れる気配すらなくそのまま散会して各々就寝しました。 27時頃だったか外を見ると、ぺガススの一部が見えたものの相変わらず雲量が多く、起きることなくそのまま朝まで寝てしまいました。

結局、2日目の夜ははほとんど何も見ることなく終わりましたね。

今年の原村は例年以上に雨に祟られた年だったような気がします。