全天で散開星団と銀河のナイスペアと言えば、NGC6946とNGC6939に勝るものは無いでしょう。等級も大きさもほぼ同じで、片方はよく見ると細かい星々の散開星団、片方はうっすら腕の見えるフェイスオン銀河。それぞれ7.8等、9.6等ですが、空さえ良ければ同じくらいの明るさに見えます。
またケフェウス座にあるので、割と長期間見えていることもあり、空の透明度を測るバロメータにもしています。空がちょっとでも悪いと、銀河のほうは見えなくなってしまいます。フェイスオン銀河の場合はM33,M101など皆、光害には弱いですね。
去年の夏でしたか、このペアの銀河のほうNGC6946に超新星が現れました。かなり超新星が頻度高く現れる銀河としても有名なようですね。銀河内部が活発に活動中なのかもしれません。
このペアはメシエナンバーは付いてませんが、十分なメジャー天体ですね。「星雲・星団ウォッチング」でも紹介されています。私のほうかなりお気に入りペアですね。
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