きりん座の北部にある淡いフェイスオン銀河です。全高度は9.1等と銀河としてはかなり明るいのですが、視直径が大きくNGC253の長さを円形にしたほどです。そのため面積あたりの光度が落ちてしまうことと、周りが天の川の中ですので、よほど光害が少ない観望地でないとなかなか見つけるのは難しいですね。
私がこの銀河を初めてみたのは、2年前の高峰高原ででした。11月の寒い透明度の良い夜でNinja-400で見れましたが、なるべく口径が欲しいところです。なんとなく淡く見えると感動です。ホント大きいのを実感します。この銀河が見えるというのは、かなり条件の良い観望地ということだと思います。
これだけ大きいということから容易に想像付くと思いますが、銀河系に近いということですね。つまり銀河系の仲間であるローカルグループ(局部銀河群)に属した天体です。夏秋で天上に昇ってきます。一度、チャレンジあれ。
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