りゅう座の惑星状星雲、愛称: キャッツアイ星雲 です。
NGC6543 0.3'×0.3'
とてもシーイングが良いときに、30cm以上の口径で、300倍程度の倍率でご覧になると、時折、キラリン、と中心星を見ることができます。M57の中心星よりは見やすいのでシーイングの良い時にはぜひぜひ狙ってみてください。ちなみに、中心星は11.3等です。中心星をご覧になる時の倍率は500倍前後が望ましい。300倍程度では見えませんでした。倍率を上げると、写真で見かけるような複雑な構造が見えてきます。いかにもキャッツアイって愛称が似合う様子を見出せたときには嬉しくなって、観望会の時には様々な奇声が聞かれる対象です。
星図のキャッツアイの左側に見えている小さな銀河はNGC6552です。
13.8等なので、キャッツアイの中心星が見えるような空の時にはなんとか見えると思います。
Equatorial 2000:
RA: 17h 58m 33s
Dec: +66°38' 01"
安田さん、ごめんなさい。違ったところにコメントしたみたいで自分でも?でした。NGC6543は1998年7月に初めて構造を見てからそれ以来、構造が見えない方が珍しくなりました。25cm,200X~300Xで見ていますが、中心星は見えています。かわいらしい輝きですね。
投稿情報: 中井 健二 | 2006-02-07 17:31