kimataさん、オオシカさん、安田の3名が今年の原村星まつりに参加。8/4の初日から私のほうは8/5の晩まで、kimataさん、オオシカさんは8/6までフル参戦?!
今年は最上段に大きな駐車場が増えて、車のキャパは増えましたが、それでも満杯。大盛況でした(^^)/
オオシカさんの観望記
原村お疲れ様でした。一日目は良く見えましたね。といっても私は酒飲んでる時間が多かったような気がしますが(笑)。
今年は晴れましたね。原村特有の夕立もなかったですし、過ごしやすかったですね。おかげで、真昼間から炎天下の中眠ってしまい、体中日焼けで風呂に入るのが怖いです。
舟田さん お会いできなくて残念でしたが、見事な空に出会えたようで良かったですね。次回お会いできるのを楽しみにしております。
今日は野辺山の特別公開でもありますね。
kimataさんの観望記
こんにちは、kimataです。
安田さん、オオシカさん、原村ではどうもお世話になりました。今年の原村は恒例のスコールに見舞われることもなく、二日間とも夜半からは快晴の空を楽しむことが出来ました。極上の空とはならなかったのがちと寂しいけど。
私の方、今年も初日から参加してきましたが、昼間は呑んで寝ての繰り返しで、出店ブースにはほとんど足を運んでいないため、観望エリアの情報だけを簡単に。
今年の原村は自作派の機材やちょっと昔の出物が目立ちました。反面ドブがほとんど影を潜め、常連の方の自作ドブが数台以外ではNinjaは二日目から参加した丹沢星の会Ⅰ君の一台のみ。スタースプリッターに至ってはゼロでした。これほどドブソニアンの少ない原村は初めてでしたね。参加者の顔ぶれも変化してきていると言う事でしょうか。
観望エリアの中では、ガレージKATOさん製作の大砲のような屈折が首二つくらい抜きんでていました。これは15cmF15の長筒でしたが、鏡筒にはタカハシと笠井トレのパーツを流用されたとの事。ギャラリーが多くて細部まで拝見することが出来ませんでしたが、筒の長さもさることながら、マウント部は長焦点屈折にはお馴染みのきりんさんかと思いきや、何とNJPだったこと。177cmの私の背丈ほどの位置に、よくもあの重量機材を持ち上げたものだと別の意味で感心しきり。他の自作品ではニュートン系が目立っていましたね。
観望エリア中ほどには、五藤、タカハシの一昔前の機材が並び、オールドファンの注目を浴びています。オオシカさんのTS160ニュートン、fukudaさんのGOTO 21cmニュートン、そのお隣のTS9cmF12.5セミアポ、なかいさんから譲り受けた私のGOTO8cmF15セミアポ等、至近エリアに名機と言われた筒が並び、そこそこにギャラリーも多かったように思いました。私は気が付きませんでしたが、安田さん情報によると場内の一番奥にはAPの6インチStarFireが設置されていたとか。私も見たかった。
機材の話ばかり先行しましたが、期間中は上弦過ぎの月が出ていた事もあり2日間とも夜半前は主に月面と木星、夜半からは球状星団や惑星状星雲などのDeepSkyという観望パターンに終始していました。今回はミューロン250も持参しましが、ビノビューを付けての双眼視は大変好評で、周りにも双眼装置を装填している方が多く、見易さといい今や月面ウォッチの隠れた必需品と言えそうです。透明度、シーイングともイマイチで、200倍程度が限界でしたが迫力ある月面像を楽しんでもらえたと思います。惑星状などもM57等のメジャー処のみでしたが、一通りは楽しめたでしょうか。
重星もたっぷり見ました。セミアポでγAndに筒先を向けたところ、まだ東の低空スレスレにもかかわらず、2~3重に取り巻く回折リングが見えたのには驚きました。同条件でミューロンでも比較して見ましたが、全くお話にならず。長焦点屈折は像が安定していますね。他にも秋の重星を幾つか流し見ましたが、何れも教科書のような素晴らしい鋭像で、覗いた全ての方が本当に驚いていました。アメリカ生活が長かった丹星のKさんは、「この像をアル・ナグラーに見せてやりたい」だって。彼のジャパンバッシングは(屈折鏡のですよ)本国では有名らしいですから。この筒、今後の重星ライフの主力機になりそうで、お譲りいただいたなかいさんには改めて感謝する次第です。
今回の印象ですが、今年の観望エリアはギャラリーの出足が早かったですね。まだメイン会場でイベントが進行しているにもかかわらず、早い時間から大勢の方が色んな機材で色んな対象を楽しんでいました。さすがに夜半ごろには数も減ったとは言え、それでも例年よりはかなり遅くまで人が残っていたでしょうか。私も夜は禁酒して結構まじめに見てましたから。
また来年、ここで出会う星仲間との再会を楽しみにしています。
安田の観望記
参加されたkimataさん、オオシカさん、お疲れ様でした。
3年連続で原村星まつりに参加しました。2晩連続は初めて。昼間は暇かなと思ってましたが、のんびりしていて良いですね。近くの"もみの湯"で温泉に入ったりしてました。入浴大人が500円です。
原村に到着したのが21:30ごろで、木内さんのコーナーには間に合いました。北八ヶ岳天文台のおいたちについてですが、独りでの喋りは大変そう。北八ヶ岳天文台を私立なのにどうして無料開放しているのか、感動を共有したいというのは、あれだけお金が掛かっているのを考えると凄いことです。
会場中央あたりから入り口を望む...昼間はのんびり。あまりにも天候良く、明るすぎて眠れません(^^;;
手前は木内鶴彦さんのブース。今年は炭化プロジェクトの皆さんが大勢。蕎麦の手打ち実演は大人気でした。
タカハシのTOA-150とTSA-102。垂涎ではあります。
大きな太陽炉がありました。これでコーヒーやゆで卵を作っているそうな。焦点では200℃になるとのこと。重さは70kgを越えるそうです。
最下段の駐車場が観望エリアに...なかなかひしめき合ってます。これから設置する人もちらほら。自作が多く、双眼望遠鏡サミットではないので、双眼望遠鏡は少なめ(^^;; 両日とも夜半までは月が出ていて、なおかつ臼雲があったので、歓談タイムは長かったかも。
kimataさんのμ250。黒い...迫力です。月を見せていただきましたが、解像度が高いですねぇ。
おおるりさんのアストロフィジックスStarFire160...。なんと口径16cmのアポです。迫力満天。夜にはこれにプラノキュラーをつけさせていただき、いろいろDeepSky天体を導入して観望をさせていただきました。おおるりさん感謝感激ですm(__)m 星像はまさにピンポイント。球状星団が細かな星に分解して、それはそれは美しい眺めでした。星像が綺麗で二重星団のような明るめの散開星団でも、バッチリですね。
オオシカさんのTS-160。本当はこれくらいのサイズが一番扱いやすいんですよね。往年の名機ですね。
ガレージ加藤さんの15cmアクロマート屈折。f15でしたっけ。強烈です。それも赤道儀にということで、私にはどう転んでもマネできません。高垣さんのキリンさんも凄いけど、屈折も面白いなぁ。
これアイピースです(^^; ケルナー110mmだそうです。最初は冗談かと思ってしまいました。なんと最低有効倍率になるそうです。Ninja-400にもし付けるとすると16倍くらい。
森本先生の時間とは何かのコーナー。人間原理か、はたまた客観的な事実か、かなり酔っ払っておられて心配でした(^^;; 女性の話のほうが多かったかもしれません。まさに絶好調。うまやらし。
森本先生の野外セミナー中の上空には、夕日の光条が。よさげな空でしょ。ただ夜半までは雲が多く、なかなか見れませんでした。標高1,000mくらいの高原なのですが、暑かったなぁ。下界は大変だったかも。
夕日が沈む。丹星の皆さんのテントを右に望む。のんびりまどろむ。
木内さんブースでの大人気の蕎麦手打ち実演と、大振る舞い。夜中はほうとうもやっていたそうです。美味しくて3杯食べました。ありがとうございました(^^)/
木内鶴彦さんと仕事関係の方々。新プロジェクトのパワーを感じました。
私のほう最終日は3:40に現地を出発し、明け方なのもあり、それほど飛ばさなくても良いかなと思ってまし田が、調布に5:05ごろ到着。無事帰宅しました。考えると1時間半で行けるので割りと近いポイントです。
*****
胎内、石川町、清里、富士山と星まつりは幾つか参加しましたが、原村が一番落ち着けます。胎内のように大騒ぎで明かりがまぶしいこともなく、星を静かに見ている人たち、イベントを聞いている人たち、ちょうど良いバランスかもしれませんね。
コメント