オリオン座の大星雲M42です。
あまりにメジャーなので投稿しづらいのですが、先日撮影した画像をUpしました。
銀塩・冷却CCD・一眼デジカメなど機材を変えて毎年何度も撮影していますが、未だに満足できる画像を撮れていません。簡単に写るけど奥の深い星雲ですね。
かなりきつい画像処理をしたのでノイズが目立ってしまいました。
Canon EOS20Da
Canon NFD300F2.8 + Canon 2Xテレコン
ISO800 4分×3+2分+1分 ノイズリダクションON
中心部分をトリミング
P2Zにてノータッチガイド
富士山新5合目
ほんとにメジャーな天体なのでコメントしづらいのですが、私の双眼鏡(フジノン40×150)で一番感動した星雲でもあるのです。この星雲だけは写真より目で見たほうが美しいと思わせてくれるものがあります。もちろん写真のようにピンクに見える訳ではないのですが、空の状態に影響されますが、中心部はグリーンがかかって、鳥の形でたとえられると羽根の先端が左右が繋がり、星雲全体は丸いのがよくわかります。仲間で観望するとみんな必ず ”わーっ” と声が出てしまいます。
ところで、昔の星雲ガイドブックなどではよくピンクがかって見えるといわれる、M42やM8ですが、私はそんな経験は一度もありません。あれは先入観のせい?なのかもっと大きな望遠鏡でみているからなのか不思議です。見えるとしたら、どの位の口径が必要なのでしょう???
投稿情報: 加藤 輝仁 | 2009-02-17 20:28