NGC2237バラ星雲

いっかくじゅう座のバラ星雲（NGC2237）と散開星団NGC2244です。

普段あまり真っ赤になるような画像処理はしないのですが、この星雲だけは真っ赤に仕上げたくなりますね。

Canon　EOS２０Da

Canon　NFD300F2.8　＋　Canon 2Xテレコン

ISO800　4分×４　ノイズリダクションON

中心部分を８００ｘ６００ピクセルにトリミング

P2Zにてノータッチガイド

富士山新5合目

Comments

[投稿情報: 安田 俊一]

20Daのバラ星雲強烈ですね!!
この赤は眼視ではぜんぜん分かりません(^^;;;

[投稿情報: かわの]

昔々、確か「天体写真Now」という天文ガイド別冊の表紙をバラ星雲が飾っていて、何て美しい星雲なんだろうと、見とれていた記憶があります。三色分解の手の込んだ写真だったと思いますが、三原さんの写真もそれに匹敵する美しさですね。デジカメの進歩には驚かされます（もちろん、写真の腕も素晴らしいのでしょう）。

この星雲の強烈な思い出として、実家で双眼鏡で見たことがあります。２５年ほど前でも、光害で天の川など見えたこともない地域ですが、近くのパン工場が大火事になって付近一帯が停電になったときに、凄い星空が見えました。たくさんのヤジ馬が、断りもなく実家の庭を通ってパン工場の火事見物に行っているさなか、一人バラ星雲を双眼鏡で見ながら悦に浸っているのでした。

でも、バラとして鑑賞できたのは最近で、Sky90＋OIIIフィルターの組み合わせで見たときでしょうか？真っ赤なバラなので、Hβを使えばさぞかし見えるだろうと思うと、期待はずれでした。水素の輝線スペクトルを存分に放射しているはずなのに、なぜなんでしょうね。

[投稿情報: 安田 俊一]

かわのさん、私も不思議です。
Hβの光量って、Hαの光量と比例するのかと思っていたら、どうも違うようです。
赤い星雲でも大抵OIIIのほうがよく見えるのでですよね。