おおいぬ座のシリウスの西にあるおおいぬ座β(Mirzam)の約4度南西にある、ハッブル宇宙望遠鏡で非常に有名になった、お互いに潮汐力を及ぼして重力で変形して衝突している二つの銀河NGC2207とIC2163です。冬の天の川に近いために銀河系内の星々が沢山見えていています。
それぞれ11等級以下の銀河であるため、大型ドブソニアンの独壇場です。私の場合はNinja-400では、二つ可愛らしく並んでNGC2207のほうが楕円に変形している様子が分かりました。視直径は小さく、また暗いため銀河の腕までは分かりませんでした。小さいほうのIC2163は横に延びている姿がかろうじて確認できます。最初見たのはNinja-400でしたが、まさかこれだけ衝突銀河がハッキリ見えるとは思いもしなかったため感動したことを思い出します。M51を1/4サイズにしたような感じと言えばよいでしょうか。
ドブソニアンを自由に使える方にはお勧めします。
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