恒例?になっているオーストラリア観望。今年は6月にいつものクーナバラブランのアカシアモータロッジに宿泊で、全工程7泊9日で遠征してきました。
メンバーはトラさん、ちゃっきりさん、小田さん、大泉さん、三原さん、安田の6名。仕事や家庭の折り合いを付けて、さっそく成田からJALで出発です。今回、初参加のちゃっきりさんは関西からの参加でコミット満々。
行きも帰りもJALのジャンボジェットで片道3401マイル...。行きはガラガラで横になって眠れましたが、帰りは結構込んでました。シドニーに到着すると雨で、シドニーのあるNSW州は洪水があったほどで、天候が心配されました。
今回はビンテージバスツアーは2回目になりますが、アカシアモータロッジが用意したバスで送り迎えありで、運転しなくても良い極楽ツアーです。私としてはもし天候が悪かったときにも移動が出来るレンタカーも捨てがたいのですが、今回は総じて天候も良く結果的には移動する必要はありませんでした。ロッジのオーナーのディビッドがバスおたくで、歴史物のバスを本格的にリペアして、エンジンから何からリニューアルして、ディーゼルターボにして220馬力にチューンしたもののようです。
ビンテージバスの中...横になり眠れます...バスで6時間の長旅
シドニーからクーナバラブランまでは、いつものコースですが、シドニー/リスゴー/マジー/クーナバラブランの順でした。途中、ブルーマウンテンで休憩。青空の透明度が違います。また太陽が強烈で眩しすぎます。どう見ても上弦の月が太陽の左側に...。ありゃ、これから月が太くなるのかと一同で月齢を間違えたかと青ざめましたが、これが下弦を過ぎているのです。太陽が西に沈むのは日本と同じなのですが、北を太陽が通るので、左のほうに動いていくのでした。これは本当に錯覚しました。
総合してのトピックを書きますと...
●機材
今回はNinja-400と日本ではまだ販売していないミードのLightBridge40cmの2本の40cmドブソニアンという豪華体制で臨みました。3人に1本40cm反射があるという嬉しい状況です。トラさんのSchwarz-150s双眼望遠鏡で天の川下り、赤道儀はちゃっきりさんのポタ赤、三原さんのP2となりました。小田さんは現在は販売されていないネリウス80LDでした。
双眼鏡は小田さん、トラさん、安田のキヤノン10x42LISトリオ。かなりビョーキです。共に闘病中です。私は10x42LISがトドメになればと思ってますが...。それと小田さんはツァイス8*56DS。
双眼づいているメンバーなのですが、双眼装置は笠井トレーディングのアメリカン双眼、Siebertの2inch双眼装置を持参しました。またアイピースは双眼定番のナグラーType4 22mmが4本(^^;、EWV32mmが2本など充実してました。
今回のツアーの機材群...Schwarz-150sの鏡筒は写ってません
●食事
行きつけの宿泊のホテル隣にある中華料理店で、4回夕食を取り、後3回はサブウェイに行ってサンドイッチで健康的に。中華料理店は美味しい味付けなのは良いのですが、肉類が多く調子悪くなります。そういう時に野菜がメインのサブウェイは重宝します。中華料理の御代が結構お腹が膨れるまで食べて、一人分AU$20(2,100円程度)くらいでした。ここはお薦めです。
夕食の定番中華料理...いつも17:00に行くので顔を覚えられてます
●旅行代金
航空運賃ですが、オーストラリアで6月は格安な時期です。サーチャージ込みで10万円くらいでした。その他、バス貸切代。ちょっと掛かります。
●天候
観望できるのは最終日も含めて6.5日あったのですが、半日くらいは曇ったので5.5~6.0日くらい観望した感じでラッキーでした。もちろん日本よりは晴天率は高いのですが、温帯地域なので移動性高気圧、低気圧、前線も来ます。
直前では洪水もあったほど雨が降ったようなので、初めて夜露に悩まされることになりました。6回目で初めてです。
また気温は今まで経験にないほど冷えました。一番寒い時は霜が降りて、気温は0度くらい。他の日は4,5度でした。日本の初夏にいくことになり温度差は20度以上になります。寒さが身に応えるので防寒具は必須です。まあ冬での観望ですから。
観望地での夕焼け...朝焼けもグラディエーションがとても美しい
その2に続く...
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