2005-08-28

8/27 富士山七曲り駐車場での観望の様子

南伊豆で観望する予定が、事情により富士山に鞍替えしました。南伊豆だと20:30ごろ到着になってしまうのでした。御殿場ICでは18:00ごろでしたが、雲が低く箱根の山にかかってみえましたから、五合目近辺は雲上の可能性が高いとも思いました。富士山頂上はちなみに見えませんが、なんとなく行けそうな感じでした。

御殿場ICから降りてスカイラインに入ると、交通量が多い多い。登りは少ないのですが、下りる車が列をなして来ます。七曲り(りが付くのが正式なようです)まで来ましたが、雲中でやることが無いので新五合目まで偵察してきました。なんと新五合目手前の4kmあたりまで車が駐車しているので吃驚。ぎっしり駐車ということではなく、そのあたりでは疎らなんですが、きっと昼間は一杯だったんだと思います。パラパラと駐車が結局五合目まで続いてました。五合目でも駐車場は辛抱強く待てば空きそうでした。

それでまた七曲り駐車場に到着したのが19:00くらいで、そのころから急に晴れだし薄明中の空が見れました。 望遠鏡をセットして、今夜のメインの2inch双眼装置を付けて星を見ようとしたのですが、どうやっても合焦せず、四苦八苦してました。1時間くらい延長筒をつけたり、ちいさな付属しているレンズ(1.5xのレンズですよね?)をつけたりしましたが、星像がおかしくて、なんとも上手く行きません。あー、トラブルかと思い一年待ったのにと悲しんでトライしてましたが、金属製の中の筒が移動するのに気づき、なんとか合焦することが出来ました(^^;;;; お恥ずかしい。ただ像面湾曲があり、中心部と周辺ではピント位置が異なり、周辺像が良くなりません。どこか調整が悪いのだと思います。また1.5xのレンズはうまく綺麗に像が出ないのです。トラさん、手塚さん、オフ会ででも申し訳ないですがお教えくださいな

四苦八苦している時に古屋さん、舟田さんが到着され皆さん、望遠鏡のセッティングへ。古屋さんは娘さん2名を連れて参加です。それでもなんとか見れるようにしてメジャー天体を流しました。空の状態ですが、すでに快晴になり、シーイング5/10、透明度7/10くらいでしょうか。私が到着した頃は雲上だったようで、いて座のあたりの天の川がずいぶん濃く見えてましたが、雲が無くちょっと淡くなってました。空はそこそこ良かったのですが、気になるのは始終登ってくる車で、暗順応どころではなく落ち着いて見れませんでした。8月中なのでしょうがないですね。

2inch双眼の話だとWS30mmではどうも周辺がけられているようでした。22mmはバッチリですね。M22,M71,M27,M57という割と明るい天体には向いてますね。NGC7331の伴銀河は淡くしか見れず、単眼のプラノキュラで見るとハッキリ見えるので1等くらい暗くなる感じです。あくまで感覚ですが。像面湾曲はうまく行かずそちらが気になりました。

月が昇ってきたので12:30くらいでしたか、撤収に入りました。私が到着する前に雨だったようで、夜露が激しく、Sky-90やNinjaの主鏡も濡れてました。古屋さんが先に撤収され、2:00くらいでしたか、足柄SAで舟田さんとブログについて語りました。自宅到着は4:00ごろですね。では...

2005.08.27 富士山七曲り駐車場での観望

御殿場ICから降りてスカイラインに入ると、交通量が多い多い。いつものスカイラインを制限速度+ほどの速度だと、眠い眠い、いったい何時になったら現地入りできるのかと田舎の農道を農作業車の後を走るような思いで走っておりました。(^^ゞ

現地入りは22時少し前、早速、Fさんご家族と安田さんにご挨拶した後、さすがに短パン半袖一枚では寒く(17℃くらい)、着替えを先にして機材の準備をしました。

うかうかしていると、仲間の車との間隔が少し広いと他の車が割り込んで駐車してくる始末だったので、その車が出て行くとすぐに車間を詰めて駐車しなおし。

ポルタに125EDを載せての初遠征。ポルタ、垂直軸の微動は何処も問題無いのですが、水平軸微動は見る場所によって偏りが有る様子で、微動が効かない所が2箇所(恐らく中心軸対称位置でしょう)ありました。明るいところでもう一度調整しなくてはと思いました。

微動付きはDSO観望ではすこぶる便利でした。ただし、後に昇ってくる火星での320倍観望では鏡筒の揺れ(振動)が止まるのに少し時間を要し、200倍では我慢できる程度の揺れに収まりました。惑星の模様は屈折特有のハイコントラストで落ち着いた像でした。そういえば、極冠と真ん中に濃い模様とが見えていました。

ステファンの5つ子,M27,M57,M13,M2,M22,M17,M71,NGC7009,M31,網状星雲などのメジャーどころを安田さんの新兵器と見比べながら泳いでまいりました。M27に関してはメジャーどころ投稿としてブログの方へ投稿しちゃいました。

球状星団の分解度合いは予想より少し良い感じでした。
双眼観察は眼が疲れないで済むことと、自分は利き目が左目なのですが、明るさを感じる眼は右目の方が良いみたいである事を初めて知りました。

網状星雲は125にプラノキュラを付けて視野一杯一杯ぎりぎりで全体が見える感じでした。ほんの少し焦点距離が短ければ、もっとインパクトの強い印象として残ったと思います。

夜露が凄く、50mmファインダーは直ぐに使い物にならなくなってしまいました。125のほうは長めのフードを巻きつけていたおかげで露の被害はありませんでした。

短時間ではありましたが、今年の晴天の中では貴重な晴天であったため、中身の濃い充実した観望会だったと思います。
双眼装置の調整が十分ではないので、調整完了後、再び(三度・多度)見せていただきたいです。

2005-07-20

7/16 富士山七曲駐車場観望会の様子

昨日参加された舟田さんお疲れ様でした。

ディープインパクトされたテンペル彗星とM51の超新星を見つけに富士山に久しぶりに行ってきました。到着時は御殿場は霧の中で、高鉢駐車場のあたりまで霧でしたが、その上は霧がなくなったものの、さらに高空にそこそこ厚い雲があり、ときおり月が見える程度でした。到着は21:30くらいですね。

七曲駐車場に着いたのですが、月も高く試しに新五合目に行って見ましたが、新五合目まで2kmのあたりから路上駐車している車がちらほら、嫌な予感がしましたが、それから上は駐車場はすべて満車で、登山客でちょっとした混乱になってました。もうあれでドブや望遠鏡を出しているとかなり迷惑でしょう。やはり登山シーズンの7月、8月は新五合目は厳しいようです。

再び七曲駐車場に戻り、しばらくすると舟田さんもすぐ合流され、宴会モードで晴れ間を待つことにしました。23:00あたりからは霧も出だし、ポツポツ小雨となってきたので車の中で、ずっと喋ってましたが、結局2:00まで待ちましたが、富士山頂を目指す登山の小屋や登山者の明かりを見ただけで星はぜんぜんダメでした。無念!!!

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超新星ですが、M51という超メジャー天体に出ていて14等級も無いので確実に見えそうですので、なんとか明るいうちにチャレンジしてみたいですね。メシエ天体に出るのはM81以来ですよね!!!! 確か。