ろ座にある我々銀河系の近傍にある仲間とも言える矮小銀河MCG-6-7-1です。矮小銀河でもかなり淡い部類で、眼視ではちょっと見えそうもありません。
ただし銀河系に近いためか球状星団は幾つか見ることが出来ました。
特にNGC1049が特に明るく、ろ座矮小銀河で唯一NGCナンバーが付けられています。Ninja-400で見てみると、球状星団らしく滲んだ感じで見えてきます。他の球状星団は恒星のようにしか見えませんでした。
NGC1049の視野
銀河系外の球状星団でこれだけ簡単に見えるのはなかなかありません。アンドロメダ銀河のG1などがありますが、NGC1049ほどは明るくありません。
以下に見れたもののデータを記します。
・NGC1049 12.6等 0.8'
・Fornax5 13.4等 1.7'
・Fornax4 13.6等 0.8'
以下はまだ見れてません。
・Fornax6 -- 0.6'
・Fornax2 13.5等 0.8'
矮小銀河のほうはDSSの写真でもかなり淡くかろうじて写っているだけです。
写真派の皆様、一度チャレンジしてみてはどうでしょうか。最近のデジタル一眼ではDSSの写真よりも暗いものが短焦点屈折でも写るようです。
ろ座の矮小銀河全景(NCG-6-7-1)
う~、これって、kimata さんに入れてもらって見たような記憶があります。自分ではなかなかこれだって思えなくって・・・。
ちょうど富士宮口新五合目で水平線まで綺麗に見えたときでした。
南天に低い天体を入れるのは流石、南天教ですね。
しかし、他の銀河の球状星団って、意外に見えるものなのですね。
投稿情報: 舟田 雅夫 | 2005-08-15 22:49
私もNGC1049は一度だけ、それも疑惑付きの確認程度で、Fornax Dwarf Galaxyの方はまったく判りませんでした。
以前A国でLeo-1が見えたとの話を伺いましたので、同程度の条件ならひょっとして確認できるのでしょうか。
投稿情報: kimata | 2005-08-16 00:27
NGC1049の方は、私も昨年1度だけ、富士山新五合目でろ座近辺がよく見えた時があり、見ることができました。と、いうことは、安田さんも御一緒ですね。
このときは、他に、ろ座銀河団を堪能しました。とてつもなく遠いところからの光を見たんですね~。
投稿情報: て | 2005-08-17 02:03
kimataさん、こんばんは。
Leo-1ですが、A国では見る機会がなく、今年の冬に南伊豆で初めてみれました。日本も捨てたものではないです(^^)/
投稿情報: 安田 俊一 | 2005-08-17 23:37