ペガスス座にある銀河です。
この天体のすぐ傍、0.5度ほど南西には有名な"ステファンの5つ子"があります。この銀河自体かなり明るく立派なもので、メシエ天体になってもおかしくないほどの天体です。等級は9.4等で、姿は超有名なアンドロメダ銀河をそのまま小さくした風です。ミニアンドロメダとでも呼びたいくらいですね。
この銀河には割りと明るい伴銀河群があり、特徴的な三角形の星の並びの傍にNGC7335(14.4等)、NGC7337(15.2等)、NGC7340(14.7等)の3つが見えます。Ninja-320で良い空であればかろうじてそらし目で見える感じで、Ninja-400ではさらに確実に見えました。
空の状態が少しでも悪くなると、まったく見えなくなるため、空の状態のバロメータに使ったりしていました。
他にも近くには銀河があるのですが、天体が暗いためか見れたことはありません。
この銀河を見るのは200倍くらいで迫力満天で見てみたいですね。まさにアンドロメダ銀河を30倍くらいで見ている雰囲気になります。
この伴銀河は、私の32cmドブでは見ることができませんでした。
投稿情報: トラ | 2005-08-08 19:21
この辺りはステファンも含めてシーイングが良い時に高倍率を掛けて見ないと見逃してしまいますね。
秋にここを見てからよその天体を見ることが多いのは安田さんがおっしゃるように空のバロメータ代わりに使っているのかな?。
投稿情報: 舟田 雅夫 | 2005-08-08 21:32