たて座に新星が発見されました。星図を小さくすると分かりにくくなるので、オリジナルを別サーバーに置いておきます。18h 32m.1-06°43'.6 (J2000.0).
9/29の撮像データによれば10.3等級とのこと
vsolj-news 144 によれば、山形県にお住まいの板垣公一さんが今年に入って4個目の超新星を発見されました。発見時8/27.48UT 16等級、8/5には19等級以下とのことです。 赤経 14時27分36.62秒 赤緯 +41度15分15.0秒 (2000年分点)重力崩壊型の極大近くと推測されていて、この後の光度変化の追跡と、分光によるタイプ決定が望まれています。下に、十字マークで超新星の位置をプロットします。
たて座にある散開星団 : M11です。この星団とのお付き合いは既に30年以上の長い付き合いです。というのも、直ぐそばに R Sct という比較的明るい(双眼鏡程度で観測可能) 変光星があるためです。高校生の頃(古い話です)この変光星を観測するたびに、M11の美しさに見惚れたものでした。R Sct が比較的短期(140日程度)な変光周期であったことから観測頻度を高めにしていたので、3日に1度は見るというようなことを続けていたのでした。おかげでこの辺りの星の並びまで記憶されていて、M11には並ならぬ思いいれがあります。
散開星団とはいえ、球状星団並の密集度があります。似たような密集度のM71と並んで大好きな散開星団の一つです。近いうちにM71も投稿しようと思っています。Equatorial 2000: RA: 18h 51m 06s Dec: -06°16' 00"
ASAS(全天自動サーベイ)が撮像した画像で発見され、静岡県にお住まいの西村栄男(にしむらひでお)さんによって独立に発見されています。 赤経 17時44分21.59秒 赤緯 -34度16分35.7秒 (2000年分点)
7/26には8.6等級でまだ増光中のようです。明るいので星の色が分かると思います。新星の色は独特の色ですので、一度ご覧になると焼き付いちゃいます。(^^ゞ
遅ればせながら
赤経: 13時29分52.85秒赤緯:+47度10分36.3秒(2000年分点)
M 51の中心核から南に67秒ほどのところです。
りゅう座の楕円銀河NGC 4589に超新星が見つかりました。
赤経: 12時37分27.85秒赤緯:+74度11分24.5秒 (2000年分点)
で、銀河の中心から東に12秒、南に6秒にあたります。
16等くらいで爆発後まもなくの発見だった様子。14等級台まで明るくなるだろうとの見積もりです。
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