2005-08-15

須走りからのグリーンフラッシュ画像

グリーンフラッシュネタが出たので、安田さんや舟田さんと一緒に見た須走りからのグリーンフラッシュの画像です。確か、1999年の10月ころ?

この画像は、3度目くらいの挑戦でなんとか撮影できました。

GreenFlashSubasiri

Pentax75SDHF+Nikon2×テレコン

Nikon F3

Fuji Film G400

シャッタースピード 1/2000

2005-08-14

グリーンフラッシュ

グリーンフラッシュを初めて見たのは、偶然からでした。もう7,8年前だと思いますが、秋で確か10月でした。場所は富士山須走五合目の第2駐車場でした。透明度の非常に良い夜で、ずっとNinja-320でDeepSky天体を観望して、結構疲れて撤収をしようと片付けた後、素晴らしく透明度が良く房総半島の山々までくっきり見えて下界はまさに神奈川の光害やスモッグがあるのですが、異状にくっきり見えたので視程は200kmほどはあったんだと思います。
それまではほとんど夜が明ける前に撤収していたのですが、その時はあまりの透明度の良い空と観望後の心地よい疲れで、たまには日の出でも見てみるかという余裕の気分でした。寒かったので車の中から双眼鏡で構えていました。周りには数台車が泊まっているのですが、星屋さんはぜんぜんおらずアベックばかりです。良い雰囲気を味わいにきたのでしょう。
その時の透明度の良さを表現すると、FUJINON10x70FMT-SXで見た視野で地平線が入っているのですが、なんと視野の中の空が青く見えるのです。かなり低い雲がたなびいて見えて遥かかなたの巻雲で数100kmほど先なんでしょうが、その雲が陽光を浴びて金色に輝いていて荘厳な感じでした。それが視野6度ほどで見えているのです。
そうこうしているうちに太陽が昇ってきました。FUJINON10x70で見ていたのですが、危なくなったら肉眼に切り替えようと思って、2,3秒後だと思いますが、急に登った太陽のすべてが緑が広がり全部緑になったのです。まさにグリーンフラッシュです。グリーンフラッシュを見るために双眼鏡を見ていたわけではないので、まさに腰を抜かさんばかりに驚きました。元々はダイヤモンドリングを見るがごとく、その背景の素晴らしい眺めを見ていただけですので。
グリーンの状態はたぶん1,2秒続きましたが、その緑の広さは素晴らしいものでした。たぶん肉眼でも緑にフラッシュしたハズです。
他の人といえば数台のアベック車ですが、皆、寒いので中に入っています。肉眼で見えたか聞こうとかなり悩みましたが、止めました。どう考えても危ないオヤジに見えてしまうので。そういうことで私のグリーンフラッシュ初体験でした。

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そのフラッシュの印象が非常に強くNIFTYのFSPACE会議室や富士山くらぶ(富士山あすとろくらぶの前身)のMLでこのことを書きました。騒いだことでなんとなく仲間が出来て、次の月もグリーンフラッシュを見ようと、須走五合目で観望後も日の出を待つことになりました。その結果、最初のフラッシュほど豪勢ではなかったのですが、結構見れました。都合須走五合目では3回ほど見れました。
最近は須走五合目は光害がひどく、もっぱら新五合目で見ていますが、秋口でのグリーンフラッシュをもう一度見てみたいですね。

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グリーンフラッシュを見る機会が去年から遠征しているオーストラリアでようやく出来ました。去年の9月中旬にオーストラリアのクーナバラブランに行ったのですが、偶然、双眼鏡を向けていると昇る太陽の一部がグリーンでした。
さらに今年の6月ですが、そこでは晴れていれば参加した8名全員が双眼鏡や双眼望遠鏡を昇ってくる太陽に向けるという一大イベントに発展?しました。そこでグリーンフラッシュを3回目撃し、1回はブルーフラッシュになりました。太陽のほんの一部ですが、本当に青く見えました。これにはさらに吃驚。冬のオーストラリアで空気が澄んでいたせいでしょうか。ただあまりに空気が整流であるためか、須走で見た素晴らしいグリーンフラッシュほどはありませんでした。

須走の場合は都会の空気を通して遥か遠方の房総の山々の先に見えた太陽が軽い蜃気楼を起こして緑が広がったものだと理解しています。

***双眼鏡や望遠鏡で太陽を見るのは非常に危険な行為ですし、皆既日食などの観望と同じ注意が必要です!!!!