3週連続でチャレンジ。よーやく三度目の正直で、満足いく空が見れました。場所は北八ヶ岳で通る車も皆無で星を見るには、良いポイントです。
富士山アストロクラブのオフ会ではありますが、集まったメンバーは結果的にカス天メンバーが。どーしてカス天なのかは聞かないでください。
メンバーは春日さんご夫妻、Okadaさん、Shinobeeさん、トラさん、鈴木さん(PinballMateです)、安田です。
それぞれ観望記なんぞ。
Okadaさんの観望記
あとわずかに標高が足りず、雲中になったり全面晴れ渡ったりの繰り返しでした。しかし晴れた時の空はA国クーナを彷彿させる星空となり、安田さんのコメントのようにはくちょうからカシオペアの天の川が非常に濃く見えました。
観望時間があまり無かったため、メジャーどころのみの観望でしたが、今回一番印象が残ったのは、手前味噌ですが、LVW42で6°近くあるSky90双眼でのカリフォルニア星雲でした。ノーフィルターでも存在がわかり、H-Betaフィルターを用いると写真のように南側が直線上に、北側がくの字状になった舌状で、写真でのアヒルの目から後ろと口の濃度が低い部分が筋状に見えました。全景がこれだけはっきり見えたのは初めてです。
またこのカリフォルニア星雲ですが、口径4.2cmの10x42LISでも見えたことは驚きでした。
秋の透明度が増すであろう次回の観望会が楽しみです。
安田の観望記
月没23:15ということでいつもよりはノンビリ出発。現地の野辺山には20:30に到着したものの、野辺山は低空の雲たぶん標高1,800mくらいの雲が出たり消えたり不安定でした。
春日さんご夫妻はすでに野辺山で待機中で、合流してここで見ようかとしていた途端に厚い雲が広がりだし、北八ヶ岳に場所を移動することに。
私のほうは野辺山でピンボール師匠の鈴木さんがバイクで来られてたので、合流して北八ヶ岳に向かいました。北八ヶ岳が正解で、ちょうど雲頂が読みが当たり1,800m~2,000mくらいだったと思いますが、夜半の0:30あたりから素晴らしい空になりました。
透明度9/10、シーイング7/10くらいでしょうか。ただ完全な快晴というわけではなく雲が高速で流れている中で見ました。今回はNinja-400と 320、Schwarz-150s双眼とSky-90双眼ということでドブと双眼の競演になりました。北八ヶ岳としても雲上となり、はくちょう座の北アメリカ星雲は肉眼で楽勝、はくちょう座からカシオペヤ座にかけての天の川が眩しいくらいといったら言い過ぎかもしれませんが、かなり濃く明るく素晴らしい眺めでした。
種々発見がありOkadaさんのSky-90双眼で見たカリフォルニア星雲はかなり濃く見れました。全景がすっぽり収まり、まさに舌状に見えて、色はもちろん分かりませんが形は天体写真そのものです。
ヤフオクでゲットしたキヤノン10x42LISではヌケの良さでカリフォルニア星雲を確認でき、さらには網状の両脇のループ、NGC6960,6992- 5だけでなく真ん中の淡いNGC6974-9まで、非常に淡いながら確認できました。口径4.2cmで確認できたことは凄いことです。
トータル観望時間は2時間くらいでしょうか。夜明けには黄道光が天の川に重なるように見えて、ちょっと黄色の感じも。最初は薄明が始まったのかと言ってたくらい明るかったのでした。
そのうち雲から太陽が昇りだし、ネタはあるものですね、PSTで太陽表面の観望。のんびりしていたので沢山の天体は見ていないのですが、話題は豊富だったかも。
6:30ごろ下山したと思いますが、途中眠かったなぁ。初狩PAでちょっと休憩して9:00前には帰宅できました。今回は大成功でしょう!!!
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