前回はA国遠征のために、参加できなかったオフ会に参加してきました。今年は私の参加したオフ会は天候に恵まれません(^^;;
当クラブからの参加は手塚さん、宇高さん、安田でした。
手塚さんの観望記(2006/12/3追記)
久しぶりの星観で胸わくわくでした。出発時、渋谷では青空が広がり、途中小田原、箱根口までは星空でした。
が、山道を上っていくにつれ、ガスが出始め、不吉な予感が。。。天城高原に付いたときは、曇天でした。
ということで、まずは、望遠鏡組み立て実演、コリメーションのご指導ご鞭撻、雑談、食事を過ごしているうちに、部分的に晴れはじめました。
この時期は、白鳥からカシオペヤ、大犬へと夏の星座から冬の星座へと天の川が天球縦断で見えるので、すばらしいですね。
晴れたり、曇ったりを繰り返しているので、晴れている部分を狙って、カシオペヤ近傍の散開星団、ペガススやさんかく座の大型系外星雲、オリオン大星雲や
馬頭、うさぎ男座の球状星団、おおいぬ座近辺の天の川中のM天体を楽しみむことができました。
しし座も上ってきたのですが、薄くもりなので、系外星雲はやめておきました。春にとっておきます(春は黄砂来るとアウトですが)。
使用機材は、45センチドブソニアン(前半は双眼、後半は単眼)と15センチの屈折望遠鏡。天の川を流すのは、屈折は気持ちいいですね。あと、安田さん
に高性能双眼鏡を見させて頂いた際のインパクトもあり、口径4センチ程度の双眼鏡も観望機材に加えたいところです。
安田の観望記
それでは報告します。
私のほう出発が事情で遅れて、ルートは東名川崎IC、厚木ICで小田原厚木道路で荻窪ICで降りて、ターンパイクで一路箱根へ。ターンパイクから伊豆スカイラインへ入り、終点の天城高原です。到着は18:00ごろ。もう辺りは暗くなってました。
天城高原でちょっと痛いのは交通費ですね。ETCの割引が利かない上に結構高いです。
厚木ICからだと、小田原厚木道路(700円)+箱根ターンパイク(850円)+伊豆スカイライン(980円)、川崎からだと3,530円で高速代だけなので高いですね。
富士山だと通勤割引で1,550円。野辺山では1,500円(ちょっと技が必要)。往復だと倍で利くのでちょっと辛い。
とグチを言いつつ、到着すると臼曇でかろうじて月が見えている状態。天文ガイドの編集部の方々が居て、一瞬身構えました(^^;; 昔、T編集長の頃、散々嫌な思いをしたからです。今回、来られた方々は礼儀は一応ちゃんとしてました。
防寒グッズの取材ということでホットベルト、ホットベストを紹介しました。お腹、背中で付けると非常に暖かいというものです。他にはSky-90を同架したNinja-400に2inch双眼装置も撮られてましたけど、使われるかどうかは分かりません。
その頃から天候が悪くなりだし、歓談タイムへ。またまた業界ネタから望遠鏡ネタ。今回もダメかぁ、撤収かなと思ってた23:00ごろよりようやく晴れだしました。ただ雲海の中に居るようで上空の雲の動きが早く落ち着いてみられません。しょうがないので2inch双眼装置で遊んでました。M42、馬頭星雲、M1、M78、M31、M33 etc。メジャーどころばかりです。
イベントネタでは散光星雲がどこまで見えるかというのもやりました。吃驚したのはキヤノン10x42LISノーフィルタでバーナードループの一部明るい部分が分かったことです。KOBAさんの42mmにHβフィルタを付けてみると、1/3周は見えました。
さらに馬頭で見たことがない方が居られたので、いろいろ見てもらいました。やはり初めての方は難しいようです。Hβの感度も個人差がありますし、まず位置を覚えることからが近道だと思います。後はバックの星雲をまず分かることだと思います。星雲さえ分かれば黒く抜けている部分が見え出します。慣れてくると、馬の形で首があるところまで分かります。
手塚さんのObsession18inchに2inch双眼も久しぶりに見させていただきました。18inch(45cm)望遠鏡がスタースプリッター37.5cmとほぼ同等のサイズになり、かなりコンパクトで脚立なしに見れるので、それも双眼なので素晴らしいですね。手塚さんには組み立てを実演してもらい、Ninjaユーザの皆さんの視線を集めてました。
そうこうするうち、夜露がかない酷く、ドライヤーや車の中で機材を乾かしながら見ていたのですが、ついには主鏡が曇りました。これだけ凄いのは初めてですね。3:00ごろでしたか諦めて皆さん、撤収モードに。ゆっくり片付けたので4:00ごろの出発になりました。途中、爆走してたので、何名かの方を抜かせていただきましたm(__)m
元レーサーの横尾さんに追いつこうとしたのもあります。その影響で、箱根で強烈な睡魔に襲われ3時間ほど眠っちゃいました。
今回の感想ですが、正味2時間あるかないかでしたが、観望できただけめっけものだったと思います。久しぶりにいろいろ話も出来ましたし。
港北インターまで逃げましたよ、ええ。
もちろん制限速度内です。
酷い夜露で帰ってからがもう大変(;;)。
なんとプラノキュラーの中まで曇ってました。
おかげで今は主鏡も斜鏡もピカピカです(^^;。
投稿情報: 元レーサー | 2006-12-01 23:44
港北インター→港北PA
投稿情報: 元レーサー | 2006-12-02 00:16
元レーサーさん、どなたか分かりませんが、コメントありがとうございます!!
やはり制限速度で追いかけると追いつけないものですねぇ。ちなみにA国での制限でしたが...(^^;;;
ホント夜露には参りました。なんであんなに湿度高いのでしょうか。うむむ。謎。冬場は乾燥しているものなのに...。
投稿情報: 安田 俊一 | 2006-12-02 07:45