オフ会と富士山アストロクラブジョイントになりました。あれほど晴れるとは思ってませんでした(^^;; これも岡崎さんとトラさんのサンダルパワーの効果ですね。
私が到着したのが18:00前で、新五合目は雲上というか靄の上でしたが、巻雲がちらほら見えてこれから空が悪くなるのかなぁと心配でした。到着時にはもう新五合目の駐車場は7割くらい埋まり、出遅れた感じですね。すでに岡崎さん、川野さんは陣取っておられてました。一番、奥が空いていたので横尾さん、岡崎さんの近くに駐車し設置することに。それにしても8/31に閉山したハズなのにどんどん車が登ってきます。この週末まで開いていると思った人たちが来たのか、はたまた開山中なのかよく分かりませんでした。もう駐車場のほう20:00には満杯になってました。大盛況ですね。
到着からすぐさま日没となり、薄明中に2inch双眼装置の光軸を調整しようと横尾さんに見ていただいたりしましたが、どうしてもアイピース2本と双眼装置の重みでたわむので調整は難しいとのこと。ケラレ方で見ると視野の上部は良好ですが、下部はケラレが激しい感じでした。視野周辺で50%ほどケラレて、上部で 30%、下部で70%くらいケラレている感じですね。トラさんにはx2のフラットナーの使い方等伝授をいただき助かりました。スペックが変わっているのも驚きでした。おかげさまでx1.3とx2の両方が使えるようになりました。ただx1.3+x2のシリアルで使うのはどうも合焦しないようでした。
薄明が終わる頃はまだ薄雲があり、本格観望というより準備中でしたね。空はトータルで透明度8/10、シーイング7/10くらいで夜半からはシーイングはちょっと落ちました。
笠井さんが途中来られて、注目の機材を試させてもらいました。機材でも目から鱗でした。まずEWV-32mmですが、WS30mmと設計が同じという噂は払拭されました。Ninja-400に直付けの場合、F4.5でかなりアイピースには負担が掛かる状態で、EWV-32mmの良像範囲は70%、 WS30mmは50%くらいでしょうか。特に周辺像はWS30mmでは星像が日周運動状に潰れて、視野をパンすると本当に目が回って辛いのですが、そういうこともなくコストパフォーマンスも高く、非常に気に入りました。ヌケも良いようですね。WS30mm2本より、こちらでしたね(^^;;;; アイピースの焦点距離は同じくらいで双眼で使ってもそれほど違和感がありません。
さらにNERIUS-80LDを笠井さんのと、KIKUTAさんの双眼の二本(三本?)を見ましたが、私のSky-90と比較して、遜色ないのに吃驚しました。価格で言うと1/3~1/4なのに。フローライトのほうが若干ヌケのよさを感じましたが、それも一生懸命荒をさがしてなので星像のシャープさといい、強烈にコストパフォーマンスの良い望遠鏡だと思いました。クレイフォードの接眼部や鏡筒の造りは高級感があり、Sky-90より高級な感じです (^^;;;
高倍率でディフラクションリングを見たところ、綺麗に見えてました。ミニボーグ60を所有していて60EDを考えてましたが、考えが吹き飛びました。 60EDに行くのであればNERIUS-80LDに行こうと思います。KIKUTAさんのNERIUS-80LD双眼はEMSの出物を使い17万円くらいで出来たそうです。やややや、安い。二重星団を見せていただきましたが、解像度高く緻密な感じが結構気に入りました。EWV-32mmといい、 NERIUS-80LDといい、物欲そそられ状態で困りました。
さらに極めつけは日本に二本しかないポップアップドブ2台が揃ったことでしょうか。収納アイデア満載でおまけにミラーも良く、思わず背負って走りたくなりました。トラさんやりますね。星像も綺麗で私の場合、独りフライングが出来ないNinjaしか無いのでこれまた触発されました。横尾さんに頑張ってしのぐものを造ってもらおう。ほか機材は素晴らしいものばかりで、岡田さんのTEC-140も尋常ではなかったし、種々ある双眼望遠鏡にも感激でしたね。
一番はやはりNinjaが24台林立したことですね。笠井さんのNinja-500で人間ナビゲータとなりいろいろ見ました。空が良いのでNinja- 400との差が結構出ました。ステファン5つはバッチリでしたし、M57の中心星がそらし目でなくてもじわっと見えたり、アンドロメダ銀河の球状星団G1がハッキリ面積を持って周辺が滲んで見れたり、またまばたき星雲の中の構造がハッキリ見れたり、これだけ見れたのは初めてで感動の嵐でした(^^)/ さすが口径50cmです。欲しくはなりましたが、車から家から代えないとダメなので容易に諦めが付きますね。ははは。
雲海というか靄の海は夜半には消えてしまい、いつもの沼津、富士のあかりで南天は辛い状態でした。それでも天頂から北天は素晴らしく北アメリカ星雲は肉眼で見えるし、十分良い空でしたね。
とにかく空が良かったのもあり、いつもの歓談は少なめで、星見に徹していたので足が疲れました。心地よい疲労ですね。気温のほう夜中で9℃、明け方10℃ で寒かったですね。それにしても集客?の多さ、台風前にもかかわらず快晴でかなり良い空など大成功のオフ会だったと思います。
18:30ごろの様子(次々メンバーが集まり20:00には満杯になりました)
渇!!!!
....まだ日中で大型バスが居るのに大口径ドブを設置したり、一晩中発電機を回していたり、もう暗くなっているのに結構明るい明かりを付けてたりとか、一部気になる人たちも居ましたが、クラブ員でもないし、バックヤードオフ会に参加している人でもないので、忠告しませんでしたが問題になるかもしれませんね。公共の駐車場を使っているという自覚が無いのは心配です。あそこが使えなくなる可能性もあるので。
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