2005-11-23

NGC2403

冬の寒い時期に見ごろになります。どうしてメシエ天体に成らなかったのか不思議なほど明るい銀河です。ただNGC2403をスターホッピングで導入するのは難しいくらい目印の星々が見当たりません。

この銀河で特徴的なのは天の川ではないのですが、銀河系の星の多い領域にあるために、明るい星々が銀河の前に重なってみえることでしょうか。こういう銀河は少ないですね。距離は約980万光年ということであり、比較的ご近所の銀河であると言えます。銀河はフェイスオンとエッジオンの中間の角度で銀河円盤に対して45度くらいで見えています。
NGC2403はM81の銀河群に属しては居ますが、見かけの角度としてはかなり離れています。

この銀河は天文学的に貢献した銀河ということで、あまりに有名なハッブルの法則を見出すための対象となったりとか、渦巻銀河の回転速度と絶対光度のタリー・フィッシャー関係を見出した対象になった天体です。

私にとって象徴的なのは板垣さんが発見したタイプIIの超新星SN2004djでしょうか。かなり明るく11等級になりました。M51にも超新星が現れましたが、これほど明るくはなりませんでした。

DSSによるNGC2403
Ngc2403

2005-08-20

UGC 3697 : Integral sign galaxy

UGC  3697
Magnitude: 12.9
RA: 07h 11m 24s
Dec: +71°50' 00"

Size: 3.5 x 0.3

Integral sign galaxy

一度だけしか見たことがありませんが、写真のように曲がった感じには見えず、直線状でした。

pgc_20348

2005-08-19

きりん座の惑星状星雲 : NGC1501

Magnitude: 11.5
RA: 04h 06m 59s
Dec: +60°55' 17"

Size: 0.9 x 0.9
中心星 14.4 等

星雲自体が淡いせいか、中心星は比較的見易い方だと思います。太いリング状ないしは、中心だけが抜けたような形に見えます。その抜けたところに中心星が見える。

ngc_1501

2005-08-01

小さいながらピリリと辛い散開星団IC361

この天体はドブソニアンならではの散開星団です。普通ドブでは倍率が上がり散開星団はまばらになってしまい短焦点屈折の独壇場です。この天体は口径30cm以上で有効最低倍率で楽しみたいですね。

Ninja-400で見ると非常に細かな微光星が、淡く見えて幽玄です。なかなか口径40cmでも星に
分解せず、面白い見え方ですね。なにせ全光度が11.7等ですので、それぞれの恒星は暗いのですが、星の数が60個もあり、それが淡く見えるようです。

IC361

きりん座の淡くて巨大なフェイスオン銀河 IC342

きりん座の北部にある淡いフェイスオン銀河です。全高度は9.1等と銀河としてはかなり明るいのですが、視直径が大きくNGC253の長さを円形にしたほどです。そのため面積あたりの光度が落ちてしまうことと、周りが天の川の中ですので、よほど光害が少ない観望地でないとなかなか見つけるのは難しいですね。

私がこの銀河を初めてみたのは、2年前の高峰高原ででした。11月の寒い透明度の良い夜でNinja-400で見れましたが、なるべく口径が欲しいところです。なんとなく淡く見えると感動です。ホント大きいのを実感します。この銀河が見えるというのは、かなり条件の良い観望地ということだと思います。

これだけ大きいということから容易に想像付くと思いますが、銀河系に近いということですね。つまり銀河系の仲間であるローカルグループ(局部銀河群)に属した天体です。夏秋で天上に昇ってきます。一度、チャレンジあれ。

IC342