2005-08-18

ヘルクレス座の球状星団 : Palomar 14

Magnitude: 14.8
RA: 16h 11m 06s
Dec: +14°57' 00"

Size: 2.1 x 2.1

これは暗くて小さくてかなり手ごわい球状星団です。

palomar_14

2005-08-11

ヘルクレス座の惑星状星雲 : IC4593

RA: 16h 11m 44s   
Dec: +12°04' 19"

ヘルクレス座のこじんまりとした惑星状星雲です。
比較的明るく 10.7等、中心星も明るく 11.0等で良く見えます。
size 0.7'
White-Eyed Pea Nebula と呼ばれているようです。

このような中心星が良く見える対象は少ない気がします。

ic4593

2005-08-06

ヘルクレス座の球状星団 : M13と隣接する銀河

超メジャーなので今さらって感じかもしれませんが、球状星団の周りに幾つかの銀河があって、同一視野に見える時って、安田さんが散開星団と銀河のナイスペアのところで紹介していたように、距離感から、宇宙の奥深さを知ることができて感激ものです。

M13とNGC6207はたぶん、30cm程度の口径があれば見えると思いますが、M13とNGC6207の中間に見えるIC4617は15.2等なので、40cm以上の口径であれば見えるかもしれません。僕はIC4617を見たことがありません。

これはメジャー過ぎるくらいだから座標データは無しでもかまいませんよね。

m13_NGC6207

2005-07-25

ヘルクレス座の惑星状星雲 NGC6210 PK43+37.1

NGC6210は安田さんご紹介の銀河団の直ぐ近くにありますので、銀河団の次にはこちらをご覧あれ。9.3等級で土星状に見えます。愛称: Turtle Nebula と言われるのはこのせいかも。下の星図上ではリングに相当するひげがほとんど写っていませんが、図上の上下方向それぞれにひげが伸びているのが確認できます。本体は比較的明るいのであまり口径が大きくなくてもご覧になれます。ひげは見えにくいので倍率を上げてフィルターを付けてご覧になると良いです。

16h44m29.43s
23d47'59.64"

ngc6210

2005-07-24

ヘルクレス銀河団AGC2151

昔で言うとパロマの写真集で有名な銀河団です。銀河団の中心近くのNGC6045という変形した銀河が目印です。
場所はヘルクレス座とへび座の境界近くにあり、へび座の頭となる二等辺三角形の星の近くになります。

決して明るい銀河は無いですので、どうしても口径30cm以上の望遠鏡が対象となりますね。一番明るい銀河でも13等級台後半です。Ninja-400では透明度の抜群に良い空で30個の銀河を数えることが出来ました。15.5等くらい見えていた夜ですね。
カタログされているものでもこの写真の視野で100個以上の銀河があります。

一度、大口径で最高の夜にどれだけ見えるかカウントしてみたいものです。写真の対象としても面白いものですね。

AGC2151