2005-10-06

ペリカン星雲IC5067(写真)

05年10月1日、富士山富士宮口新五合目で撮影。

北アメリカ星雲を撮るとセットで付いてくるので有名。前回画面に入りきらなかったので再挑戦。

051001_ic5067_5minx5

NFD300mmF2.8L+純正FD-EOSコンバータ(x1.26倍、378mm)+EOS20Da
感度:ISO800 絞り:F4 露光:5MINx5枚コンポジット
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網状星雲(写真)

05年9月3日、富士山富士宮口新五合目で撮影。

何とか2つ同時に撮れました。写真では青と赤の網が絡み合った様子がうかがえます。

050903_n6992n6960_5minx5

NFD300mmF2.8L+純正FD-EOSコンバータ(x1.26倍、378mm)+EOS20Da
感度:ISO800 絞り:F4 露光:5MINx5枚コンポジット
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北アメリカ星雲NGC7000(写真)

05年9月3日、富士山富士宮口新五合目で撮影。

050903_n7000_5minx6_1

NFD300mmF2.8L+純正FD-EOSコンバータ(x1.26倍、378mm)+EOS20Da
感度:ISO800 絞り:F4 露光:5MINx6枚コンポジット
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2005-09-23

北アメリカ星雲NGC7000

はくちょう座α(デネブ)のすぐ傍にあるかなり大きな散光星雲で、天体写真の定番となっています。DeepSky天体として普通は覚えにくいNGCナンバーですが、これは一発で覚えられますね(^^)/

空の透明度が高いと肉眼でも十分見えます。肉眼で見える散光星雲は少ないのですが、その中でも最大のサイズです。他にはM42、M8、エータカリーナ星雲くらいでしょうか。かろうじてばら星雲、M17がなんとなく分かりますが、散開星団とダブって見えているので、それでボーッという感じですね。

一番、好きなのは短焦点屈折にOIIIやLPS-P2フィルタを付けて見た姿で、北アメリカ星雲の全景が視野に入りメキシコ湾の相当するあたりの暗黒星雲との境目はそれは見事です。それにしても吃驚するくらい北アメリカ南部の姿に見ていますね。他ニックネームはありえないくらいです。それにしてもオメガ星雲にしても、北アメリカ星雲にしても人間が創れないようなシュールな絵柄ですね。他にも馬頭星雲、ダック星雲など神々が意思を持って作ったそれも人間に合わせてと誤解しかねませんね。

Ninja-400でフィルタを付けてみると最低倍率でも局部のアップだけになります。やはりメキシコ湾の周りは秀悦です。またこのあたりは散開星団がダブってますので、非常に賑やかでその対比も見事です。

DSSでの北アメリカ星雲
Ngc7000

2005-08-26

はくちょう座の惑星状星雲 : Humason 1-2(Hu1-2) 、PK 86-8.1

Magnitude: 12.7
RA: 21h 33m 07s
Dec: +39°38' 21"

Size: 0.1 x 0.1
中心星 13.3 等

M27を小さくしたようなBipolar Planetary です。僕は未だ見たことが無いのですけど、中心星も見えるそうです。
近くに明るい星が無いせいで、とても見つけにくいでしょう。

humason_12

2005-08-14

白鳥座の惑星状星雲 : PK 93-2.1 : m1-79

RA: 21h 37m 00s
Dec: +48°56' 00"

Size: 0.6 x 0.5
13.2等

つい先日、惑星状星雲のMLで綺麗な写真の公開があったばかりで、
http://carl_9.tripod.com/m_1-79.html
見たことが無いので、ぜひこの機会に見ておきたいと思いました。

これも、魅惑的な対象が多い白鳥座とケフェウス座の間辺りにあります。
散開星団M39と1°も離れていないのでM39を見つけれるのでしたら楽勝かと思います。

淡そうですのでフィルターをつけて探した方が良さそうです。
pk93-2

2005-08-13

はくちょう座の惑星状星雲 : NGC 7027

RA: 21h 07m 02s
Dec: +42°14' 12"

Size: 0.9 x 0.9
8.5等ととても明るいので直ぐに見つかります。

ngc7027

2005-08-11

白鳥座の惑星状星雲 : NGC6826 まばたき星雲 Blinking Nebula

RA: 19h 44m 48s   
Dec: +50°31' 32"

Size: 0.6 x 0.6
中心星10.4等

Blinking Nebula と呼ばれています。
白鳥座の惑星状星雲の中では一番見栄えがある対象と思います。
ngc6826

白鳥座の惑星状星雲 : m1-92

白鳥座の惑星状星雲です。

RA: 19h 36m 18s   
Dec: +29°33' 00"

size 0.1'×0.3'
11.7等
Footprint Nebula (mはMinkowskiの略です。)

m1-92

白鳥座の惑星状星雲 : NGC7008

RA: 21h 00m 33s   
Dec: +54°32' 38"

size 1.4'

二つの明るい星がくっついていて中心星も12.3等と比較的明るく見えます。
Fetus Nebula と呼ばれています。

写真でもよく見かける対象ですね。
天頂近くを通るのでドブソニアンや経緯台では探しにくいかも。

ngc7008

白鳥座の散光星雲・散開星団 : IC5146

RA: 21h 53m 24s   
Dec: +47°16' 00"

size 10'
Cocoon Nebula

白鳥座で有名な まゆ星雲・Cocoon Nebula です。写真で見るととても綺麗なんだけど、望遠鏡で見ると写真ほどには見えなくて(当たり前でした)ちょっとがっかりします。でも、期待感が強い分損しているだけで、やっぱり綺麗なんだよね。(^^ゞ

ic_5146

2005-08-09

白鳥座の惑星状星雲 CRL2688 : Egg Nebula

21h 02m 18.7s
+36°41' 38"


白鳥座に比較的最近(1996年)発見された惑星状星雲です。
14等級で、距離は3,000光年

ハッブルの写真で一躍有名になりました。

Butterfly Nebulaと良く似ています。
egg_hubble

crl_2688

2005-07-24

はくちょう座のくらげ星雲NGC6888

アメリカでは三日月星雲(クレセントネビュラ)と言われていますが、私にはどう見ても"くらげ星雲"に見えてしまいます。ふたご座のIC443も写真で見るとくらげっぽいですが、眼視ではこちらのNGC6888が、その薄さといい見え方といい本当にくらげです。

導入は簡単ではくちょう座の十字の要の星であるはくちょう座γから2.5度ほど南西に行ったところにあります。ただ天の川の真っ只中ですので、星が多く、ネビュラフィルタを着けていたほうが発見が容易です。淡いためか空の透明度の影響をかなり受けます。

C8(口径20cm)で初めてみたと思いますが、淡く星雲の真ん中のあたりしか見えませんでした。Ninja-400(口径40cm)では、この写真を淡くしたように見えますが、くらげの真ん中あたりは見えませんでした。

この星雲は超新星残骸だとしばらく思っていましたが、惑星状星雲だそうです。ウォルフ-ライエ星と言われるタイプの星がガスを放出しているとのこと。惑星状星雲というとM57(リング星雲)、M27(あれい星雲)などのように対称形を想像してしまいますが、これは歪ですね。

とにかくこれからのシーズンでは天頂近くに昇ってきますので、お勧めの天体です。私のほうは小口径でもチャレンジしてみようと思います。

NGC6888

2005-07-19

網状星雲

超メジャー天体ですね(^^)/ 網状星雲ははくちょう座52番星のすぐ近くを流れているものがNGC6960で、大きくカールしているほうがNGC6992です。Ninja-400にOIIIフィルタを入れて複雑なフィラメントを拡大して見るのも素敵ですが、Sky-90で低倍率のリッチフィールドにして、両方の網状を入れて見るのが好みです。両星雲の間のもやもやした感じも良いですね。

昔、Televue-140にプラノキュラーを付けて富士山須走五合目でこの星雲を見たことがありますが、視野の星々がピンポイントで沢山見え、大昔に超新星が爆発した名残だというのを実感した経験があります。素晴らしい眺めでした。

ちなみに口径が小さくてどこまで見えるかですが、5cmの双眼鏡でもOKでした。3cmだと見えているようないないような、今度、双眼鏡でチャレンジしてみようと思います。

NGC6960
NGC6960















NGC6992
NGC6992